学校給食と学校薬剤師

学校給食の目的

学校給食法により、食育の観点からの見直しが行われ以下の目標が達成されるよう務めることとされました。

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上になりたつものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食に係わる人々の様々な活動に支えられていることについて理解を深め、勤労を重んじる態度を養うこと。
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化について理解を深めること。
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

学校給食衛生管理基準

HACCPの考え方に基づき単独調理場、協同調理場並びに協同調理場の受配校の施設及び設備、食品の取り扱い、調理作業、衛生管理体制等について適切な衛生管理に努めなかければなりません。

  1. 学校給食施設
  2. 学校給食設備
  3. 学校給食設備及び設備の衛生管理
  4. 献立作成
  5. 学校給食用食品の購入
  6. 食品の検収・保管等
  7. 調理過程
  8. 配送及び配食
  9. 検食及び保存食等
  10. 学校給食従事者の衛生管理
  11. 学校給食従事者の健康管理
  12. 食中毒の集団発生の場合の措置

学校薬剤師の関わり

学校給食衛生管理基準に基づいた日常の検査や体制が整備されていることを確認する。

学校給食に係る定期検査を実施して、問題がある場合には改善措置を学校とともに講じる。

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