学校薬剤師とは?

学校薬剤師

学校で働く人にはどんな人がいるの?

小学校、中学校、高校などで働くひとたちは教員だけではありません。

校長、教頭、担任、各科目の教員などのほかにも学校での生活や安全を守るための職員がいます。常勤であることが多いのは、保健室の養護教諭、給食を担当する栄養士や栄養教諭、守衛(警備員)などが挙げられます。

逆に、仕事のあるときだけ学校にやってきて、業務を行う職員としては、健康診断などを担当する学校医、歯科検診を担当する学校歯科医、そして学校薬剤師がいます。

学校薬剤師は法律で定められている職員

学校薬剤師は学校医や学校歯科医と合わせて次のように法律で規定されています。

学校保健安全法第22条と第23条

第五節 学校保健技師並びに学校医、学校歯科医及び学校薬剤師
(学校保健技師)第二十二条 

都道府県の教育委員会の事務局に、学校保健技師を置くことができる。2 

学校保健技師は、学校における保健管理に関する専門的事項について学識経験がある者でなければならない。3 

学校保健技師は、上司の命を受け、学校における保健管理に関し、専門的技術的指導及び技術に従事する。
(学校医、学校歯科医及び学校薬剤師)第二十三条 

学校には、学校医を置くものとする。2 

大学以外の学校には、学校歯科医及び学校薬剤師を置くものとする。3 

学校医、学校歯科医及び学校薬剤師は、それぞれ医師、歯科医師又は薬剤師のうちから、任命し、又は委嘱する。4 

学校医、学校歯科医及び学校薬剤師は、学校における保健管理に関する専門的事項に関し、技術及び指導に従事する。5 

学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の職務執行の準則は、文部科学省令で定める。

学校薬剤師の役割は?

学校薬剤師の役割は、大きく分けて3つあります。

  • 学校環境衛生の維持
  • 学校の医薬品の管理
  • くすりの適正使用などの教育

普段の勤務先は?

学校薬剤師をしている人は薬剤師の国家資格を持っています。

学校薬剤師は常勤ではないので、普段はそれぞれの勤務先で仕事をしています。

薬剤師の勤務先には保険薬局(調剤薬局)、ドラッグストア、病院、製薬会社などの企業、大学の教職員などがあり、普段はそちらで仕事をしています。

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